スタンディングスタート直後のターン1で追突を受け
3セット目のレッドタイヤを痛めてしまったDフランキッティですが、
結局手持ちに使用可能なレッドタイヤがなかったために
そのまま最後までブラックタイヤでレースを周回しました。
インディカーのテクニカルディレクターのケビン・ブランチは
Dフランキッティのピットで使用可能なレッドセットが
残されていないことを確認し、
ダブルヘッダーウィークエンドの特別暫定処置で
レッドタイヤの規程周回数(2周)を免除しました。
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ダリオはレッド3セットのうちの2セットを予選の3セッションとレース1で使い切りました。
最後のレッド1セットは外的要因で切られてしまったので
物理的に使えるレッドタイヤが残されていませんでした。
その事実をインディカーのテクニカルディレクターがピットで確認し
許可を得た上でブラックタイヤを使い続けたということです。
ダリオはタイヤのダメージによるスローダウンと余分なピットストップで大きなロスを余儀なくされました。
ほかのチームが馬鹿を見たとは思えません。
すでに使い切ったタイヤやカットされたタイヤで規程周回をクリアするのは不可能です。
丁寧な解説、ありがとうございました。