チャンピオンシップの象徴、アスターカップ



昨年からインディカーシリーズのチャンピオンには「アスター・カップ」トロフィーが授与されるようになりました。

しかし、残念ながら昨年の最終戦ではアクシデントのためにカップの授与シーンはありませんでした。

アスターカップは1915年から1919年までニューヨークのシープシェッドベイスピードウェイで行われたアスターカップレースの優勝トロフィーで、地元の実業家で慈善活動家でもあるビンセント・アスターによって寄贈されました。
このアスターカップレースにはインディ500参加者の多くも参戦しています。

アスターカップレースとスピードウェイは資金難のために1919年で幕を閉じ、スピードウェイ跡地は住宅地になりましたが、アスターカップはアメリカオープンホイールレースの頂点を極めた者を称える象徴として2011年にインディカーシリーズに復活しました。
カップ自体は当時のオリジナルで復元ではありません。

アスターカップの基台となる御影石の部分には1909年からの歴代のオープンホイールシリーズのチャンピオン名が刻まれています。

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