To finish first, first to finish

98年に仕事でルマン24時間レースに行った時に
現地で某外人ベテランドライバーインタビューした時に聞いたフレーズです。
昨夜、ルマン24時間レースのフィニッシュシーンを見て思い出した言葉です。

「No attack No chance」よりも、
今は「To finish first, first to finish 」のフレーズが大きく響きます。

あと印象的だったのが
解説の関谷正徳さんが表彰式のシーンを見てつぶやいていた一言。
「うらやましい・・・・・、文化なんですよね・・・・・・」

私もインディ500やデイトナ500を見るたびに同じことを思います。
今回のウィナーの顔ぶれを見ても
日本のレースドライバーはそのレベルの高さを世界に誇れるとは思いますが
残念ながらイベント開催、企画レベルでは・・・・・。

常々思っていますが、
日本のレースには歴史はあっても「伝統」が皆無なんです。

”世代を超えて共有できる”イベントがありません。

今からでも遅くはないですから
”年イチ”の恒例イベント作った方がいいと思います。
30年後、50年後のために。

しかし、日本のレース界には様々な人がいて大変でしょう。
私も某レースを取材中に某チームのマネージャーから
「インディじゃないんだから、同じ感覚で取材されたら困る・・・」
と文句を言われたことがあります。
私は意味が全く理解できませんでした。

GTAの坂東さんも攘夷的なものを持っているのですが
そこまでアレルギーな感じはありません。
逆に番組制作に関しては姿勢は革新的です。



昨夜の番組で関谷さんが他にも
”日本のレースの堅苦しいところ””改善したほうがいいところ”を
つぶやいていました。
私も同感でした。

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