新型インディカーのサウンドは?

今年からのエンジンはだいぶ音が小さくなったという観客からの声がありました。
これは現地で直接音を聞かないとなかなか分かりにくいことですが。

やはりV6と気筒数が減り、さらに排気管にはターボチャージャーユニットがつくので
排気音はこもったような感じになります。

燃料がメタノールからエタノールに変わった時には音量が小さくなったように感じ、
3年前に排気管にマフラーが装着された時には排気音はさらに小さくなりました。
そして、今回のエンジン変更に伴う音量減少です。

個人的には昨年までのV8エンジンの音のほうが好きでした。
今の音はポルシェの水平対向V6ターボに似ていて、音が濁った感じがします。

あと、今のインディカーは”ディープサウンド”がします。
おそらく、クランク角度の関係で左右のバンクが不均等に爆発しているのでしょう。
ストックカーや2002年までのインディカーはディープサウンドでした。

去年まではフラットクランクで右→左→右→左→右・・・・と
左右のバンクが交互に爆発するので音がなめらかになります。
しかし、90度クランクでは右→左→右→右→左→右→左→左・・・・と
左右が不均等に爆発するので独特なサウンドになります。

ちなみに、シボレーのツインターボとホンダのシングルターボでは
明らかに排気サウンドが違います。
レース中継だと混走になるので聞き分けることができませんが
インディ500の放送の時は予選映像で音の違いを紹介したいと思います。




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