常勝チームを目指すボビー・レイホール
今シーズン、レイホールレターマンラニガンレーシング(RLLR)には全てのリソースが揃いました。後は安定した結果を残すだけです。
RLLRは今シーズンも息子のグラハム・レイホールと2017年インディ500チャンピオンの佐藤琢磨選手の2カー体制。
2018シーズンはポートランドでの琢磨選手の1勝にとどまりましたが、ボビーは今シーズンの大きな飛躍を目論んでいます。
1月に30歳になったばかりのグラハム・レイホールは13シーズン目を迎え、これまでキャリア6勝を挙げてきています。2018シーズンは4年ぶりに未勝利に終わってランキングは8位。しかし、4年連続でのランキングTOP10入りで2014シーズンのランキング14位以来のワーストランキングでした。
42歳の佐藤琢磨選手は2012シーズン以来のRLLR復帰で、2018シーズンはチームにシーズン唯一の勝利をもたらしました。
RLLRの2018シーズンはグラハムは12回のTOP10フィニッシュを記録したものの、シーズン後半にはTOP5フィニッシュはありませんでした。琢磨選手はポートランドでの優勝の他にアイオワで3位表彰台に乗っていますが、ダブルポイントとなるインディ500と最終戦ではそれぞれ32位と25位に終わり、ランキングは12位にとどまっています。
ボビーは「確かに昨年は安定したパフォーマンスを発揮できずに取り逃してきたレースがいくつかあった。今シーズンはインディカーレース界でもトップクラスのエンジニアとして結果を残してきたアレン・マクドナルドがチームに加入した。その彼には大いに期待している。これで、チームにはすべてのものが揃った。後は結果を出すだけだ」とコメントしています。
チームは来週12日13日にテキサス州オースティンにあるサーキットオブジアメリカズ(COTA)でオープンテストに参加します。
INDY500については、私は「ぶつけられた」と表現しています。後ろからカマ掘ったのは琢磨さんのように見えますが、高速オーバルであれだけのスローダウンしながらピットインしなかった側は危険行為そのものっすね!
そして、オフィシャルが強制ピットインを命じなかったのも理解不能でした。
今季は後厄だし更に心配だけど、厄呪縛振りほどいてチャンピオン目指して頑張ってほしい。