王貞治さん「野球はみんなが監督になれる」
王貞治さんが日本記者クラブで記者会見に臨み、「平成を振り返る」というテーマで平成のプロ野球について語っていました。
その中でも、一番刺さったのが「野球はみんなが監督になれる。家でTVを見ながらあーだ、こーだ言うことができる」と言うコメント。
試合の展開を見ながら先を読んで、どの戦法をとるのがベストなのを考えるのは、サッカー観戦とは違った野球ならではの楽しみではあります。
実はインディカー中継でもそれに近いことはできないかと、いつも思案しています。
2ストップか、3ストップか。
イエローが出たら入るべきか、ステイアウトするべきか。
ソフトタイヤで行くか、ハードタイヤで行くか・・・・。
などなど。
そのためには作戦の基本パターンとセオリーを繰り返し伝えることは重要です。
さらに作戦チョイスの為の判断材料として、レース周回数、ピットストップ数、ピットストップデルタ、タイヤのセット数、燃費(フューエルウインドウ)、タイヤライフ、ウイングアジャストの有無、ラストピット周回数、などは極力細かく情報を出すように努めています。
とかく、「ビールを飲んで騒いでいるだけ」と思われがちなアメリカのレースファンですが、実際はかなりの人たちがスキャナーでチーム無線を聞いています。
イエロー中のピットストップでも誰がタイヤを何本替えたのか替えたのかなどをよく見ています。
かつて、NASCAR研究会で福山会長をデイトナにお連れした時などは、なんで大歓声が上がってるのか会長が気付かない時がしばしばありました。
去年のインディ500の終盤は特に局面を理解するにはそれぞれのドライバーとチームの作戦を把握すること重要でした。
TVを見ている人にそれがどれだけの情報が伝わっているのかは大いに気になる所で、如何にレース展開をわかりやすく伝えようか、いつも腐心反省しております。
予習復習は放送中にする必要はないと思います。
サッカーも試合中継中にオフサイドのルール説明などはしませんし、
授業中には予習復習をしないのと一緒だと思います。
日本ではチーム無線は2週後あたりにやる専門番組で少し取り上げるぐらいですね
日本でも機材揃えてお店やれば初期投資はすぐ回収できるほど儲かるビジネスチャンスだと思います
インディカーでもレンタルスキャナーのブースがあって非常に人気があります。
英語がわからなくても、数字やlapやpitなどの単語が聞き取れればかなり楽しめます。
日本のレース界はチーム無線を聴かれることを非常に嫌がり、
番組内で流すにもチームの事前検閲をしていると聞いたことがあります。
アメリカよりもだいぶ遅れていると思います。
遅れていると言えば過去のレース映像の復刻です
公式は過去の英語版レースをYouTubeであげてアーカイブしているのに日本語実況の映像はかなり遅れています
公式のアーカイブはすばらしいですね。
私もそれを大いに期待しています。
自分の考えた事を、解説陣が同じように解説したり、あるいは解説陣が気付かなかった事に自分が気付いたりすると嬉しいですね
そんな時は、そっと私にも教えてください。
インディカー中継ではイエローなどがあって作戦の幅がF1よりもかなり広くなりますね。
逆にF1はタイヤの使い方とピットタイミングがほぼ全てなので
ラストピット後に誰がどのポジションに戻るのかが一番重要ですね。