COTAでタイヤテストを実施
テキサス州オースティンにあるサーキットオブジアメリカズ(COTA)で現地29日にファイアストンのタイヤテストが開催され、TカナーンとAロッシが参加しました。
COTAは1周3.427マイル(5.51km)で20のターンを持ち、2012年からF1世界選手権USグランプリを開催。来年の3月にはインディカーレースが初開催されます。
今回のテストに参加したロッシは 2015年のF1USグランプリに参戦し、COTAでのレース経験があります。
Tカナーンは2012年のF1イベントを観戦していて、かねてからこのCOTAでのテスト参加をオファーしてきていました。
コースの印象に関してはテストに参加した二人とも「チャレンジング」だとコメント。
ロッシはターン3からターン7をいかに攻略するかが重要とコメントし、カナーンはロードアメリカとラグナセカとソノマを足して3で割ったようなコースだとコメントしています。
特にカナーンはフロントストレッチから一気に坂を上って下り坂になるターン1にかけての特殊性に言及し、「あそこは想像以上にチャレンジングだった。坂がすごすぎて先が全く見えない。実際にレースカーで走ってみたら、見た目以上にすごい坂でブレーキングポイントを見極めるのも難しい」と感想を述べています。
3月に初開催されるインデイカーレースに関しては二人とも「今までにCOTAでは見たことが無いレースになると思う」と予想。
ロッシは「かなりパッシングが多くてめまぐるしいレースになるだろう」とコメントし、「F1は確かに最速のレースカーだがトップと後方の差が大きすぎる。でもインディカーでは15台ぐらいがコンマ7秒くらいにひしめき合ってものすごく楽しめるレースになることは間違いない。さらにインディカーではレースファン達はよりレースカーやドライバーに近づくことができて、チームやドライバーたちと接することができる。インディカーの醍醐味を存分に楽しめるはずだ」と語っています。