スーパースピードウェイ用エアロキット


Photo:Indycar

今日と明日、シボレーとホンダユーザーがインディアナポリス モータースピードウェイで
スーパースピードウェイ用のエアロキットのテストを行います。

昨年にDフランキッティとTカナーンによって
イニシャルセットはテストされたのですが、
その時は最高速度が211マイルほどに留まり
目標とされた時速225マイルに大きく届きませんでした。

ダラーラは改めて空力性能を見直して
新たなパーツをリリースし今回のテスト開催に至りました。


Photo:Indycar

リアウイングのエンドプレートはリアホイールガードと一体化し
メインプレーンとは離れています。
コンポーネンツとしてはメインプレーン、ウイングステー、
ビームウイング、ホイールガードと一体化されています。

テストではホイールガードは全チームに装着が義務付けられ
各チームが調整できる個所は
メインプレーンの角度(0度~10度)、
アンダーウイングストレークとサイドウォールエクステンション
(ともにアンダーウイングの整流板)
フロントウイング、リアウイング、ビームウイングのウィッカー
となります。

車重は696キロほどで
エンジン出力はターボブースと圧の調整で
550-570psとなる予定です。
ダウンフォースは従来型に比べて最大4800ポンドの11%増加。
ドラッグは8%ほど削減されていて
この数値はオーバルでもロードでもほぼ同じだそうです。

このエアロキットはインディアナポリス モータースピードウェイと
オートクラブスピードウェイ(カリフォルニアスピードウェイ)で
使用されます。

インディ500の予選は現地取材に行くので
またアンドレア・トーゾ氏に詳しく講義をしていただきましょう。









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