コンクリートキャニオン@トロント
Photo:IndyCar
多くのレースカーが足元をすくわれてウォールの餌食になったインディトロント。優勝したディクソンでさえも67周目にターン2でウォールにブラッシュしています。
特に最終ターンのターン11ではニューガーデン、佐藤琢磨、ピゴットの3選手が激しくヒットしてレースを終えています。
特にコース幅が1番狭いターン11はタイヤかす(マーブル)の吹き溜まりとなって、レースカーが通過するごとにその負圧によって走行ライン上にタイヤカスが引き出されます。
誰が、一度最終ターンでタイヤカスを拾ってしまうとターン3までは慎重に行かなくてはならないとコメントしていました。
琢磨選手はヒットしたダメージが大きくてピットまで自力走行はできないと判断して、レースカーをターン1先のプリンスゲート先に停めていましたが、安全確認後はレースカーのイグニッションがオフにされたためかピットからの無線に応じなくなってしまったようです。
ラインタイヤ半分でも外したら・・・・
コレ、ラインを外さなくても車両通過時の負圧や吹き返しで
タイヤカスがライン上に出てきちゃうんですよ。
コースサイドでフェンス越しに撮影していると自分もタイヤカスを浴びます。
まさに死闘でしたね。ストリートレースの過酷さが満載でした。