ボビーの作戦ミス?



3回目のルーティンピットストップをニューガーデンよりも2周引っ張ってL228にピットインした琢磨選手。ピットアウト後は3ポジションダウンの5位に順位を落としました。

そのピットストップ直前で琢磨選手はニューガーデンから2秒4のビハインド。5位のウィッケンズは約5秒のビハインド。


ピットストップ後はリーダーの7秒ビハインドで戻っています。


2周ピットインを引っ張った結果で約5秒の”アンダーカット”を許しています。

しかし、その後はリーダーから約19秒のビハインドまで遅れてきているので、5秒のアンダーカットは致命的ではなかたっということです。

結果的にはあの位置にいたからこそカーペンターをクラッシュからセーブし、前の2台はリスタートを期待してピットインしてしまうという幸運もあったわけです。

カーペンターがウォールにクラッシュしていたらリスタートは全く見込めずに誰もピットストップしなかったでしょう。

14件のコメント

  1. モータースポーツの5秒は完全に失敗だと思います。
    トラフィックの絡みもあってさらに遅れるのも当然でしょう。
    トラック上で優勝争いができた可能性があったわけだし。
    でも琢磨選手もスティントの後半が強いマシンだったと言っているのでオーバーカットの可能性に賭けたかも。
    勿論いろいろなデータを見てチームのストラテジストが判断したんだから、あの作戦が最善だったはずですけどね。
    ライブタイミング見ながら自分が仮想ストラテジストになって観戦するからインディ面白いんですよ。
    1. keiseiさんへ
      F1であれば5秒アンダーカットされることは致命的かもしれませんが
      インディカーのオーバルレースでは70周以上も残されていれば5秒は誤差の範囲です。
      1回目のピットストップ直後は13秒差でしたが2回目のピットイン直前には19秒差まで開いていました。
      結果的に最終スティントでは12秒も開いたので、2位のままでピットアウトしていたとしても
      2位キープは難しかったでしょう。
      2位でも5位でもトラフィックの影響は3ポジションくらいではほとんど差がありません。
  2. その考えだとピット作業で頑張る必要が無くなりますよ?
    どんな状況でもコンマ1秒争うのがモータースポーツ
    インディのオーバルじゃなおさらでしょう。
    ドライバーやピットクルーに失礼では?
    1. keiseiさんへ
      何で頑張る意味がなくなるのか、おっしゃっている意味がよくわかりません。
      ルーティーンのフルサービスのピットワークで数秒の差が出るのは日常ですが
      ピットで頑張る必要が無いとは思いません。
      今回はロードアメリカと違ってピットタイムの数秒差も誤差の範囲で致命的ではありません。
      ラップダウンにさえならなければ取り返せるのがインディカーのオーバルレースです。
      実際に5秒くらいの差でも調子が良ければ取り戻せるのがオーバルレースの醍醐味です。
      琢磨選手が2位まで上がって来た時はそのスティントで10秒は詰めてきています。
      しかし最終スティントではトップとの秒差が7秒差から19秒差まで開いて行ってしまったのも事実ですし
      その件に触れることが失礼だとも思いません。
      これがロードアメリカであれば5秒のアンダーカットは致命的でピットでの数秒の遅れも取り戻すことは困難でしょう。
      でもアイオワのレースは全く状況が違うのです。
  3. あの作戦を正当化する意味がわからないです。遅い車の後ろにつけばペースも上がらないし。
    自分もアイオワのコースを理解しての意見ですよ。
    5秒遅れた時点であの作戦は失敗です。
    その先の展開まで予想できてたなら話は別ですけど。
    1. keiseiさんへ
      私はあの作戦を失敗とも成功とも思いません。
      私の見方はレース結果に致命的な差をもたらしていないということです。
      アイオワでは遅い車の後ろについてもぬけますし、どのタイミングでピットインしてもトラフィックからは逃れられません。
      ピットストップ前には13秒差を2秒差まで詰めていましたからね。
      そのペースであれば5秒差はすぐに逆転できます。
      しかし実際にはペースは逆に落ちて12秒も差が開いたので2位で戻れたとしても順位キープは難しかったでしょう。
      絶対に抜かれずに2位キープができると予想できていたならば話は別なのですが。
  4. いつも記事を楽しく拝見してます。
    今回の作戦、オーバルの醍醐味が詰まってて面白かったです。
    佐藤選手もレース後インタビューでコメントしていましたが、2周の間にイエローコーションがでれば佐藤選手は勝てた可能性が高いので、作戦として有りだと思います。
    同じタイミングでピットに入れても、純粋なレースペースでは優勝するのは難しかったと思うので、勝つために選択した作戦と私は思ってました。レースは勝つためにしてほしいので、私はボビーの作戦は有りだったと考えます。
    1. ttkさんへ こんにちは。
      私も同感です。
      あの2周の間にイエローが出て琢磨選手以外の全員が2周以上の遅れになってしまい
      琢磨選手が優勝していれば、あの作戦は称賛の嵐だったでしょうね。
      決まった作戦通りに走らなければ勝機が見込めないレースとは違って
      ショートオーバルはレース展開に大きな幅があるので見ている方は面白いですが
      ストラテジストはそうとう大変でしょうね。
  5. 普通に走って勝てない順位を走行してればギャンブルとして自分も賛成ですけど。
    いろんな意見がありますよね。
    インディカー1番面白い!
    もっとオーバルレース増えてほしいです。
    1. keiseiさんへ
      あれくらいの作戦はオーバルではギャンブルにもなりません。
      予選18位のピゴットが2位フィニッシュなんて、あの時点で誰が想像できたでしょうか?
      抜きにくいロードコースやストリートコースでは致命的に見える作戦も
      どうにでもなるのがオーバルレースの醍醐味ですよね。
  6. 何気に、今季初めてのリードラップを記録しましたね。
    順位だけ見れば右肩上がりなので、終盤戦に期待です。
    1. rmraさんへ
      ラップリードは去年のデトロイトレース2以来ですね。
      これでラップリードポイントの1点もゲットです。
  7. そうですね。ショートオーバル面白いですね。
    話に付き合ってくれてありがとうございます。
    1. keiseiさんへ
      いつもご視聴ありがとうございます。
      今後も熱いご意見をお持ちしております!

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