ウィッケンズ、バンピーなアイオワは別世界
これまではアイオワといえばターン1とターン2の間のトンネルの上のバンプが問題となってきました。そこではこれまで多くのドライバーが足を取られてターン2では壁の餌食になってきました。
しかし、今年のアイオワでは土曜日に話題になったのはターン3とターン4のバンプのほうでした。
Tカナーンはあくまでもこれはレーストラックのキャラクターだと断ったうえで、「アイオワのレースでは毎年のように”トンネルバンプ”で足を取られてスピンしてきたが、それはもはや問題ない。ターン3,4の方が厄介だ」とコメント。
ブルデイに至っては「シャレにならん」と一蹴。
さらに多くのドライバーはアイオワのバンピーさは年々ひどくなってきている。今やかなりひどいと漏らし始めています。
ルーキーのRウィッケンズは「ほとんどのオーバルコースをレースシムでやってきたがアイオワだけは実際に走ってみて別世界だった。超バンピーでここだけは特別に慣れが必要だ」とコメントしています。
今シーズンはさらにエアロキットが変更となり、これまでにないほどダウンフォースが削減されたために、これまでとは全く違ったレーストラックになってしまったと多くのドライバーが感じているようです。
一昨年のレースで優勝しているニューガーデンは最もフィジカル的にきついトラックになった。これまではバックストレッチで3秒間休めたが、今年は様々なアジャストしなくてはならず休めないと言っています。
いっぽうでパジェノーは「これまで以上に滑りやすいが、レースカーが決まれば恐ろしくグリップするようになる。チームとしてはやりがいがある」とコメント。土曜日にはパジェノーやカーペンターはこれまでよりもワイドなラインを試し、「これまで以上にレースカーがスライドし、よりアクセルのバックオフも必要になるのでよりパッシングが増えるのでは」とカーペンターは見ています。
今回のエアロキットはフェニックスの物とほぼ同じスペックになりますが、アイオワはターンのバンクがきつい分、「ここはアウトサイドも行けるしかなりのパスがあるのではないか」とロッシも分析しています。
スタジオ入り2時間を切った時点で進行表を書きながら、たった15分でこれだけの字数を翻訳して殴り書きした割には読める文章だと自分をほめてあげたいくらいです!