パワー、ノーパワー



ロードアメリカではアウトサイドポールのフロントロースタートながらも排気管のトラブルでオープニングラップに脱落したWパワー。これでテキサスに続いて2レース連続、今季4回目のDNF。インディ500の優勝でチャンピオンシップポイントトップに立ったものの、この3レースで一気に5位まで後退しました。

今回のロードアメリカでのWパワーのトラブルに関して、シボレーレーシングマネージャーのロブ・バックナー氏のコメントでは「イグニッショントラブルが発生してヘダー(排気管)のトラブルにつながったとコメントしています。

インディカーのレース中のリポートでは、ヘダーが割れたとしています。

ヘダーは左右一対でヘダースとも呼ばれ、 日本語ではエキゾーストマニホールドや、その見た目の形からタコ足とも呼ばれています。


ターボエンジンでは高圧の排気ガスがヘダーからターボチャージャーに入り、タービンを回して空気をエンジンに送り込むので、ヘダーが割れると排気ガスの圧力が下がってしまって、タービンが十分に回らず、エンジンパワーが出ません。



そのWパワーは去年のアイオワではポールポジションからのスタートで4位フィニッシュ。ここから逆襲に転じることはできるか。

コメントを残す