ヒンチクリフが予選落ち



35台のエントリーがあった第102回インディ500は2台が5月19日を最後に帰る予定になっていましたが、ピッパ・マンとJヒンチクリフがその二人となりました。

ヒンチクリフは第100回インディ500のポールシッター。この日は2時間ほど雨で予選が中断しましたが、再開直後のアテンプトから速度が上がらず、現地5時37分にアテンプトしましたがタイヤに振動が発生してグリーンフラッグを受けられずピットに戻るハプニング。

タイヤホイール内に装着されているセンサーが外れたことが原因だったとのことで、タイヤを付け替えて列に並び直すも、5時50分に予選終了の合図となる銃砲音が響き渡ってヒンチクリフのインディ500は終了しました。

その時点でヒンチクリフは次の出走だったので、223mphの連発でどう見てもクオリファイの目が無かったPマンがウェイブオフしていれば、ヒンチクリフはジェイムス・デイビソンをバンプアウトとして予選通過できていた可能性が非常に高かったわけです。
Pマンの気持ちはわからなくはないですが、あそこまで遅いと2周目でウェーブオフしてJヒンチクリフにチャンスを譲る手段もあったのですが、デイル・コインはその選択をしませんでした。

そういうケースではアテンプトを譲った相手にスポンサーを引き継いでもらったりするケースもあります。

これもインディ500バンプデーの醍醐味です。

2件のコメント

  1. ヒンチ君、予選落ち残念です…
    他のシートをゲットして復活する可能性はないんでしょうか?
  2. うわぁぁぁ!こういう事もあるんですね。
    あんな速いドライバーが出れないなんて。。
    バンプアウトのある年は、スポット組がバンプアウトされる印象強いですが・・・本当に読めないですね。稲嶺さんのおっしゃる通りこれがINDY500の醍醐味です。

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