インディ500参戦を目論むクラマンデメロ



先日のインディカーGPではザカリー・クラマンデメロがピエトロ・フィッティパルディに代わって出走し、予選19位からスタートし、一時はシングルまで順位を上げて、最終的には12位フィニッシュしました。

その20歳のカナダ人ドライバー、クラマンデメロはそのままデイルコインレーシングから(DCR)の第102回インディアナポリス500マイルレース参戦を目論んでいます。

「今回はロードコースでのレースでしたが、インディライツではオーバルでも速さを見せられましたし、インディ500でもいいパフォーマンスを見せることができると思います。」とインディ500への自信をのぞかせています。

先々週のベルギーで開催された世界耐久選手権でPフィッティパルディが負傷して以来、多くのドライバーがその空席を狙っていますが、クラマンデメロは先週のインディカーGPでその候補としての大きなアピールができたと考えています。

インディカーGPでは予選19位から、最初のスティントで9位までポジションアップ。1回目のピットストップでトラブルがあって15位まで後退。全車レッドタイヤとなった最後のリスタートでは13位からリスタートして10位までポジションアップ。

最後はP2Pを使い果たした上にタイヤのデグラデーションに苦しんで2ポジション落としましたが、レース中延べ214回あった順位変動の中で延べ19回のポジションアップを記録して今季ベストの12位フィニッシュしています。

本日火曜日からプラクティスが開始されますが、未だにフィッティパルでに代わって誰が乗るのかは発表されていません。クラマンデメロが参戦する場合はルーキーオリエンテーションプログラム(ROP)をパスしなければなりません。


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