セルビアとモントーヤが新エアロキットをテスト



2018シーズンより使用される共通エアロキット車のテストをオリオール・セルビアとファン・パブロ・モントーヤのベテランアラフォーコンビがが担当することになりました。

まずは7月25日26日にインディアナポリス・モータースピードウェイでテストが行われ、その後は8月にアイオワとミッドオハイオで、9月にセブリングでテストが行われます。

セルビアはホンダエンジンを搭載するシュミットピーターソンでテストを行い、モントーヤはシボレーエンジンを搭載するペンスキーでテストを行います。両チームはインディカーの管理下のもとでテストを行うことになっています。

全てのテストデータはインディカーが管理し、テストを行う両チームには一切のアドバンテージは与えられません。テスト終了後には全チームにすべてのデータを提供するとしています。

ユニバーサル(共通)キットと呼ばれる新型エアロキットには安全性の向上と車体下のアンダーウイングで最大限のダウンフォースを発生させ後方乱気流の発生を抑えてよりパッシングを増やそうとの狙いがあります。

車体両側のラジエーターはより前方に移動され、サイドインパクトストラクチャーが追加されてドライバーの安全性を向上させ、リアホイールガードとビームウイングは廃止されて車体の重心は1.6%前方に移動するとしています。それに伴いフロントのダウンフォースが増えるとされています。

2件のコメント

  1. ビームウィングを廃止するとなればSSWエアロキットのビームウィングフラップも行き場を失うことになるわけで、これをどう対処するつもりなのかが気になります。

    まあ杞憂に終われば良いんですが・・・
    1. LSJさんへ
      CGをよくご覧になるとわかりますが
      ビームウイングフラップはアンダーウイング終端に残されています。
      なのでそれは杞憂です。

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