レース後は仲良くケンカしよう

オフシーズン突入と言うことで
ネタも少なくなり、
以前に某所で書いた
http://125.29.33.203/G-BLOG/GazooRacing08/index.aspx
インディネタを再掲載します。


アメリカではドライバー同士の乱闘って、わりと頻度が高いですね。
しかし、それもレースのひとつとして、認知されています。
懐が深いというか、エンターテイメントというか。






まずはじめに

ポール・トレイシー VS アレックス・タグリアーニ

生放送でコレが全部放送されました。

http://www.youtube.com/watch?v=Jjls3SIbcH8&feature=related

しかし、二人ともちゃんとあとでインタビューに答えているところがプロですね。

ピットリポーターもコレが仕事ですから、聞きに行くのも当たり前といえば当たりまえです。





続いては、NASCARからファン・モントーヤ VS ケビン・ハービック

http://www.youtube.com/watch?v=IMCmiTnFlL4&feature=related

女性のピットリポーターでもちゃんと聞きに行くんですよね。





インディカーでは女性同士の戦い

ダニカ・パトリック VS ミルカ・デューノ

http://www.youtube.com/watch?v=frcOogBzSY8

決勝前日の出来事でも、面白ければ決勝レース中生放送で紹介します。



またしてもダニカ・パトリック(ちょっと長いけど、全部見てね)

http://www.youtube.com/watch?v=IuNbnBdaEmU

スタンドからの歓声がすごい。

コーション中でしたが生放送ではダニカの行動に完全フォーカスしてました。





またまたダニカ・パトリック VS ダン・ウェルドン

http://www.youtube.com/watch?v=IsIS80VuahI

1週間前のいざこざを、無線交信を含めてリプレイして、

翌週のレース中継のオープニングにするアメリカの放送局、ABC。

そして、画面にも出てくる「ダニカVSウェルドン、荒野の決闘!」というバナーを

急遽作って、チケットプロモーションを仕掛けたテキサス・モータースピードウェイ。







NASCARで最も有名な殴り合い 1979年デイトナ500最終ラップ

http://www.youtube.com/watch?v=Dk2DNyy4Skc&feature=related

トップ争いの2台がバックストレッチでぶつけ合いに発展、そのまま殴り合いへ。

その隙を突いて、デイトナ500での6勝目をあげた、”キング”リチャード・ぺティ。

デイトナ500は、この年に初めて全国に生中継されましたが

この騒動によって、NASCARは一躍、全国区での人気スポーツになってゆきます。

この殴り合いのシーン、ほぼ毎年、デイトナ500のオープンニングで使われます。





その約20年後の第40回デイトナ500のTVオープニング。

http://www.youtube.com/watch?v=f2ITU2ZwARE





数十年後には当事者たちがトークショウで笑いながら詳細を振り返ります。

http://www.youtube.com/watch?v=M_I_HUCYOlU&feature=related

真ん中で司会を務めるのは、そのレースで2位フィニッシュしたダレル・ウォルトリップ。





「暴力は絶対にいけない」なんて野暮なこという人はいません。

レースに賭ける気持ちが大きいだけに、感情と感情のぶつかり合いは避けられません。

誰もがそれを理解しています。

レースは人間ドラマでもあるわけですから。



YOU NEED DRAMA?

YOU NEED ACTION??



日本で伝説に残るケンカって生まれるんでしょうか??





懐の深さしだいですね。

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