マツダ787B@MAZDA FAN FESTA

先週末は番組収録のために岡山国際サーキットで開催されたMAZDA FAN FESTAに行ってきました。


目玉はやはり1991年のルマン24時間レースで日本車として史上初めて優勝したマツダ787B。ミスタールマンとも呼ばれる寺田陽次郎さんのドライブで高らかにロータリーエンジンを響かせて疾走していました。


ちなみに787Bのフロントのウインドスクリーンはウチの父が製作に携わっています。日本板硝子の製作でガラス製です。レキサン樹脂よりも比重の重いガラスを使用していました。市販車と同じ2mm厚のガラス2枚で樹脂製シートを挟んだ合わせガラスでした。


技術的難題としてこれまでにない曲率精度の3次元曲面が要求されたといいます。当時はレーシングカー以外の自動車や鉄道車両でもこのような角度のついた3次元曲面を持つ窓ガラスはなかったということです。

優勝した55号車のフロントウインドスクリーンはレース終盤に異物が当たって天地方向にヒビが入っているのがオンボード中継映像に映し出されていました。TV実況アナウンサーは「このままでは粉々に割れてしまうのでは・・・・」と状況の悪化を懸念していましたが、TV中継を見ていたウチの父は絶対にそんなことにはならないと自信をのぞかせて画面に見入っていました。そんな話はプロジェクトXでは思い切り割愛されていましたが・・・・・。


イベントの模様はGAORA SPORTSで30分番組「マツダモータースポーツの世界~飽くなき挑戦の軌跡~」として2017年1月13日23時よりお送りします。

2件のコメント

  1. 稲嶺さんの通訳解説が見れました。
    787Bはやっぱりカッコいいです!
    あのロードスターも思ったより迫力ありました。
    番組楽しみです!
    1. あら、いらしてましたか。通訳は急きょ頼まれました。
      P2プロトは土曜日はトラブル発生で
      ランデブー走行ができずに残念でしたが、日曜日は調子よく走っていました。

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