パジェノー執念の4位フィニッシュ



ポイントリーダーのSパジェノーは20点差と大きく差を詰められて、このテキサス戦を迎えましたが、優勝経験がない苦手のオーバルレースで4位フィニッシュし、その差を28点へと広げました。

190周目にリーダーのヒンチクリに抜かれてからフラップダウンになっていたパジェノー^でしたが、Mアレシンがクラッシュしてイエローが出る寸前にJヒンチクリフの前に出て見事に5位でラップバックしました。(上写真)

中継画面のイエロー表示は現場のレースコントロールよりは若干遅れて表示されるので、イエローの瞬間はパジェノーはヒンチの前に出ていました。

レギュレーション上、残り周回数が15周以下でのリスタートは周回遅れはリードラップの後ろに下がることになっているので、パジェノーはラップバックしたおかげで6位以下の集団に埋もれる可能性がなくなりました。

ラスト8周では4ワイドのトップ争いに加わる勢いがありましたが、オーバル初優勝はあきらめて、いち早く後ろに引いて無難に4位フィニッシュすることを選んだようです。この冷静な判断が後でチャンピオン争いで効いてくるでしょう。

3件のコメント

  1. 画面を見ていた感じ、キャッチフェンスが黄色く光る瞬間とレース画面でコーションが表示された瞬間はほぼ同時だったように見えました
    レースコントロールの判断とキャッチフェンスが黄色く光るタイミングにも多少のギャップがあると考えてよいのでしょうか?
    パジェノー自身もコーションが出た直後はヒンチより後ろに下がって隊列に加わっており、ラップバックできる位置にいたことに気づいてない様子でした
    1. レースコントロール無線の一斉コールとコーションランプにもギャップがあります。
      ドライバーにはその無線の声は聞こえません。
  2. ホント最後の4ワイドの争いには痺れました。でもあそこでパジェノーが引いたのは正しい判断だったでしょうね。パワーの前でフィニッシュするチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。後はいよいよロードコース2戦ですね。

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