予選10番手、上出来の佐藤琢磨選手

時速225.736マイルで10番グリッドを獲得した佐藤琢磨選手。
正確にはまだグリッドが確定したわけではないですが、
この速度であれば十分に安全圏内です。
これより下の14名までがバンプアウトされる可能性は
無いと言っていいでしょう。



インディ500ではグリッドを獲得したあとには
必ず記念写真を撮影します。
クルー入れての集合写真とドライバーだけの写真です。

この写真も様々なスポンサーの帽子をすべてかぶらなくてはいけないので
何枚も帽子をとっかえひっかえして写真を撮りなおします。
これも、インディ500ならではの儀式です。



そしてその後は記者会見です。
佐藤選手によれば、
「昨年は予選通過するのに精一杯で
決勝セットを満足に作ることができず、
決勝レースではハンドリングバランスに非常に苦労したので
予選初日にグリッドを確保して、予選2日目とカーブデーに
決勝セットに専念できることは非常に大きい」と、
無事に予選通過できたことに満足するとともに
早くも気持ちは決勝レースへ向けてフォーカスしている様が受け取れました。

TOP9には入れませんでしたが、
あの時点で10番グリッドを放棄して、さらに上を狙うことは
現実的には無謀でした。

ただ、チームメイトのトニー。カナーンやシェクターが
まだ危ないポジションにいるので
せかっくの4台体制のメリットを生かしてのドラフトチェックができないのがきついですね。



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