異次元の走り!



300周のレースで282周をリードして4秒2のリードで優勝し、文字通り1台だけ異次元の走りでレースを圧勝したジョセフ・ニューガーデン。オーバルで初優勝となった上にチャンピオンシップポイントでも2位に浮上。若手アメリカ人の活躍ぶりにシーズン終盤は大いに盛り上がりそうです。

1レースで282周ものラップリードは2004年のミルウォーキーで250周全周をラップリードしたハンターレイを抜いて新記録となります。

ニューガーデンはこれまでアイオワでは2014年と2105年で2年連続2位フィニッシュで、去年は111周の最多ラップリードも記録するなど、このアイオワスピードウェイを得意としていました。ペンスキーやガナッシ勢が束になってかかっていっても全く勝負にならない完璧な走りでした。

そのニューガーデンの走りを見て
「He is in another solar system today・・・」(彼は今日は別の太陽系にいる・・・=異次元にいる)と評したのはその時点で2位を走っていたスコット・ディクソンの作戦参謀のマイク・ハル。

残り40周となったところで完全にお手上げ宣言したも同然でした。しぶといハルにしては珍しいですが、それほどニューガーデンの走りには隙がなかったということでしょう。

そのインパクトの強さにインタビュアーのヤン・ビーカス(プロフェッサーB)やロビン・ミラー(アメリカの二朗さん)もそのフレーズを引用してニューガーデンの強さを表現するほどでした。

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