インディカーレースには”リタイヤ”も”DNF”も”ノーポイント”もありません。
1周目でクラッシュしてレースを終えたとしても公式記録には順位がつき、ポイントもつきます。
番組内では便宜上”完走”の対として”DNF”という言葉を使用していますが、公式にはDNFはありません。
コース上に停止してもピットまで牽引してもらえるうえにレースに復帰することができます。
全くずるくはありません。その時点で数周遅れになっているのが常です。
もうこうなったら1点でも多くポイントを獲得するための走りしかできません。
しかし、インディカーシリーズではその1点がお最後に大きくものをいうのは去年の最終戦でSディクソンがチャンピオンを獲得したのを見ればよくわかるでしょう。
レースカーにダメージを追ってもガレージで修復してからレース復帰することもできます。レース復帰の前にインディカーテックがレース復帰が可能な状態かどうかを必ずチェックします。
ただし、オーバルレースでは残り20周を切った時点、ロードストリートレースは残り10周もしくは15分を切った時点でレース復帰は許されません。
これらのルール上、ニューガーデンとデイリーはレースカーのダメージこそ大きいですが修理してレースに復帰することはルール上可能なのです。
#21のエントラントポイントは誰がドライブしようと#21のレース順位によるポイントの合算となります。
エントラントポイントはドライバーズポイントと同じ配分ですがボーナスポイントはつきません。
伺いたいことの説明が足りなかったかもしれません。
この件で伺いたかったのはテキサスのレースについてです。21号車はすでにニューガーデンが約40周走らせています。8月27日にニューガーデンが復帰できず、ヒルデブランドが走るということになった場合、ドライバーズポイントはどうなるのかなということです。
と、書いている途中で、もしかすると、すでにレースがスタートしてしまったのでドライバー変更は認められない、ということもあるのかなと思いました。
いずれにせよ、ニューガーデンが早く復帰してくれることが1番ですけどね。
レース途中でドライバーの交代は可能です。
その場合はドライバーズポイントはスタートドライバーに加算されます。
なので、ポイントはニューガーデンが獲得することになります。