琢磨選手の予選1日目を振り返る


【大失敗だった予選前のウォームアップセッション】 雨で開始時刻がおくれ、1時間から30分に短縮されたプラクティスセッションでしたが、このセッションが予選直前の最後の確認ができるチャンスでした。琢磨選手は予選シミュレーションを行う予定でしたが2周を走ったところで無線から叫び声のようなものが聞こえてすぐにピットに戻ってきました。

どうもレースカーのセットに何か問題があったようで明らかに挙動に異常が見られたということで、レースカーを降りた琢磨選手はエンジニアに激しくコメントしていました。
【1回目の”とりあえず”予選アテンプト】 16番目出走で15:29に”とりあえず”アテンプト。
先に書いた通りプラクティスで全く予選シミュレーションができなかったので、予選本番セットではぶっつけ本番の予選アテンプトになりました。

4周の記録と予選速度は以下の通りです。
1 – 39.6091 – 227.221
2 – 39.4151 – 228.339
3 – 39.3637 – 228.637
4 – 39.4402 – 228.194
T 2:37.8281 – 228.096

この時点で10番手。
意外とこの時の走りは手ごたえがあったようで、さらに煮詰めれば十分にスピードアップできるという感触でした。

【2回目の予選アテンプト】 予選時間も残り30分になろうというところで琢磨選手はガレージでレースカーに乗り込み、テックラインに並ぼうとしましたが、この時点で残り予選時間内に出走しきれないほどのレースカーが並んでいたために直ちに2回目のアテンプト中止の判断がなされました。

走れれば相応のスピードアップがあったはずで、非常に残念な結果に終わりました。
【琢磨選手のコメント】 今日の、予選2日目生中継冒頭でお届けします。

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