最後尾からの追い上げ


PHOTO: INDYCAR Chris Jones

予選中のエンジンストールしたために最後尾スタートの佐藤選手。
ただ、Q1では3番目に早いタイムをマークし、
全体のグリッドの中では11番目の速度だったので
決勝レースでの追い上げに期待したいところです。

最後尾スタートだと
かえってレース序盤のアクシデントに巻き込まれにくいかもしれません。

ポイントとしては

?NEWのレッドタイヤ2セット
結果的にタイヤ選択の幅が広がりました。
レッドタイヤ(ソフト)は今回ニュースペックなので
ロングランでのキャラクターをファイナルプラクティスでチェックし
決勝レースでは活用したいところです。

?フューエルウインドウ
決勝レースは75周。フューエルウィンドウは
おそらく27周〜29周。
つまり、余裕のある2ストップになりそうなので
ピットタイミングがバラける可能性があります。
2回目をL48、
1回目をL21〜L25と早めのタイミングに設定して
イエローが多発した場合のサイクルスルーを期待したいところです。

ちなみに、コース上に2箇所あった踏み切りは
ピット前の踏み切りはアスファルト舗装で完全にカバーされ、
最終コーナー直後の踏み切りはそのまま線路が残されましたが
踏み切り直前に急遽シケイン(上写真)が設けられて
減速の上に通過することになりました。



※サイクルスルー
今年のミッドオハイオでのヒンチクリフのように
早めにアンダーグリーンのピットストップを済ませておいても
直後にフルコースイエローになれば他の全車はピットインするので
一気に上位へジャンプアップできる。


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