インディカーがルールの一部を変更



インディカーはルールの一部を変更し、この週末に行われるアラバマグランプリから適用することを発表しました。

◆ロードストリートでの予選セグメント3(ファイアストンファスト6)は6分間グリーンフラッグタイムで行われ、レッドフラッグ時には残り時間はストップされる。セッション終了間際で1周コンプリートできない状況でレッドフラッグとなった場合はグリーンフラッグ後に全車1周の計時機会を与えるものとする。その場合、各車はグリーンフラック後30秒以内にコースイン開始しなければならない。
これまでのルールではセグメント3は10分間のセッションでそのうち最低5分間のグリーンが保障されていた。

◆ルール8.3.5.1がインディカールールブックに新たに追加され、セグメント3でレッドフラッグに巻き込まれた場合はその時点で予選走行の続行はできない。ルール8.3.5はそのまま残り、レッドフラッグの原因となった場合にはベスト2ラップ分のタイムが抹消され、次の予選セグメントに進出することはできない。

◆ピットの出口の確認のため信号線が設置される。すべてのレースカーは正しくピットアウトされたかを確認するためにこの信号線を横切らばければならない。

◆計時計測システムがバックアップのためにコース上のスタートフィニッシュラインと予選計時用のターン14の2か所に設置される。今週末のバーバーで適用されるほか、次戦以降もコースの構造的に可能であればこのシステムが適用される。

◆プロモーターテストを含むロードストリートイベントでの最初の走行セッションでの初めの20分間でインラップアウトラップを含む5周を走行した場合は追加で1セットのプライマリータイヤが支給される(ルール15.2.1.1)。これまでは15分間で5周という規定。

2件のコメント

  1. 信号線の設置ということは、F1などの開催されるコースにある、ピットレーン出口の白線の代わりをするもの、ということですかね?
    1. おそらく、トラックとの合流部分にゲートを作って信号線を設け、
      車載トランスポンダー(発信機)が横切ったかどうか信号を受けて
      正しくコースインしたかどうかを確認するのだと思います。

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