【訂正】最低車両重量にはドライバーの重量も含みます

松浦孝亮選手が番組内で
「インディカーの計量はドライバーの体重を含まない」と解説していましたが、それは2008年ごろまでのルールで現在はドライバーの体重も含んでいます。

詳細は先日こちらで解説してあります。
http://blog.gaora.co.jp/indy/2015/07/14324
松浦孝亮選手が解説していた通り、以前は最低車両重量にドライバーの体重は含まれていませんでしたが、「体重の軽いダニカがオーバルレースでは有利ではないか」と物言いが付き、その結果、2008年くらいからドライバーの体重も5クラスに分けて重量調整されることになりました。

以前に、武藤選手が計量時に鉛のパンツをはいたり、1ガロンの水を飲まされたりしたのは一つ上の体重クラスへの参入を狙ったものです。そうすればより少ないバラストウェイトの搭載で済みます。

しかし、現在はRule 14.3.2.1で「ドライバーの体重と体重調整ウェイトの合計は185lbs(83.92㎏)で許容誤差+ 1.00lbs(0.45359237㎏)まで」と規定されています。

ちょうどその部分の話を私は聞き逃していたので、番組中で訂正できませんでした。

私は放送中は左耳のイヤフォンで現地の英語実況、右耳のインカムヘッドセットで現地中継車のディレクターの声を聴きながらGAORAスタジオ内のデータ担当とのやり取りし、さらにそのイヤフォンとヘッドセット越しに日本語実況を聞きつつ、スタジオサブの各スタッフと常時やり取りををしているので、たまに日本語コメンタリーのやり取りを聞きのがすことがあります。

簡単に言えば二か国語放送の日本語実況と英語実況をずっと同時に聞きながらさらに現地中継車のD、スタジオFD、スタジオサブとやり取りしている状況です。

2件のコメント

  1. 複雑な事をされてあの楽しい放送が作られているのですね。大変ですがこれからも応援していますので頑張ってください。
    1. 我々は現地実況ではないのでその分の苦労がありますが
      今後もがんばります。
      励ましのお言葉ありがとうございました。

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