ルカ・フィリッピにあっぱれ



ニューガーデンの2勝目もさることながら2位フィニッシュのルカ・フィリッピは敢闘賞ものですね。予選6位からスタートし、最後のピットストップでは6位から一気に実質2位までポジションアップしました。

イタリア人ドライバーの2位フィニッシュは98年のアレックス・ザナルディ以来なんだそうです。

フィリッピはラストピットの前後のラップタイムが速かったですね。ステイアウトしてクリアラップをマークしてだいぶ稼げた上に、前にいたディクソンやブルデイはずっと集団走行だったのでそこで大きく差が付きました。

一時は琢磨選手が7位で、フィリッピはすぐその前の6位を走っていましたからピットタイミングなどの作戦と走りが見事にはまった結果でした。完全に流れに乗っていましたね。

一方で琢磨選手はとっておきの新品レッドを十分に生かそうと最後のピットは早めに入りましたが、ピットアウト後にアウトラップのパジェノーに詰まるなどして大きくタイムロスをした上にレイホールにも抜かれてしましました。

さらに、レイホールと琢磨選手がピットインしたことによってその後ろにいたJPモントーヤやTカナーンがクリアラップを取ることができて最後のピットストップの後にはレイホールと琢磨選手の前でコースに戻っていました。給油トラブルなども重なってレースの流れに乗りそこなった感があります。


で、
次回のカリフォルニア500はレーサー鹿島さんと松浦孝亮選手でお送りしますが、決して村田さんがプロレス実況をインディカー実況に優先したわけではありません。

毎年、冬には年間レーススケジュール表を村田さんの事務所に送ってプロレス実況などとスケジュール調整しているのですが、今回は事務所が提示したスケジュール表を先方が確認せずに予定を組んでしまい代役も見当たらないということでこちらが譲歩する形になりました。


まあ、たまには一味違ったインディカー中継もいいでしょう。
2時間5分の生中継でした。
もしかしてGAORAインディ中継史上最短??

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