68周になったデトロイトレース2



70周のハーフウェイを過ぎてから7回ものフルコースイエローが出たデトロイトレース2は結果的に2時間打ち切りとなって68周で終了しました。

もし、既定の70周までレースが行われていたら、5位フィニッシュだったMアンドレッティ以下が一気に順位を上げてきたでしょう。そういう部分では多発したフルコースイエローが大きくレースを左右しました。

今回のレースは作戦が多岐に分かれるので、それぞれの作戦を追いかけながら展開を予想して実況してゆくのは大変です。最低でも以下の項目をチェックする必要があります。

■グリーンフラッグ時刻
■フルコースイエローの発生周回数
■各車のピットストップのラップ数
■リスタートの周回数
■ウイングアジャストの有無と内容、空気圧アジャストの有無
■タイヤの種類
■ラストピットからの周回数
■ラップタイムの上下とギャップの変動
■燃費
他。

結果的にトップ4のラストピットは39周目。ということは6回のフルコースイエローをはさみながら29周を走り切りましたが、JPモントーヤがファイナルラップで燃料切れになったので本当に燃料はぎりぎりだったということです。

琢磨選手のタンクにどれだけ燃料が残っているのかわかりませんが、リスタート後に諦めてピットインしたシボレー勢(カラム、パジェノー、カナーンの3台)の動きから推測すると燃費ではホンダに分があるのかもしれません。今後のレース展開を注目したいですね。

しかし、今日は色々追いかけるのが大変でぐったりです。
2時間48分の生中継でした。

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