アロンソの事故をインディカー的に考える

テスト中のクラッシュで脳震盪を起こして開幕戦欠場となったフェルナンド・アロンソですが、いったいどのようなクラッシュだったのかは依然として詳細が発表されていません。

そこで、過去のインディカーの事例と照らし合わせてみます。

①突風によるコントロール不能からのコースアウト
オーバルはともかく突風が原因でコントロールできなくなってコースアウトという事例は過去に記憶がありません。

②脳震盪
オーバルではごくたまに発生しますが、SAFERバリアーの導入やインディカーのコクピット周りの安全性向上もあってオーバル以外での脳震盪発生は最近では記憶にありません。
ロードコースでは去年のインディGPでヒンチクリフの頭部にフロントウイングの一部が直激するという事故がありました。2009年ソノマでのプラクティス中にコース上にとまったEJビソに激突したWパワーが脳震盪を起こしています。また、2013年のヒューストン戦でDフランキッティがキャッチフェンスに激突した時も脳震盪を起こしています。頭部直撃のヒンチクリフ以外は脳震盪以外にも重傷を負っています。つまり脳震盪に見舞われるほどのクラッシュでは頭部以外にもダメージが及ぶくらいレースカーがばらばらになるほどの大クラッシュだということです。

ということで、今回のアロンソのクラッシュを勝手に推測すると
■サスペンショントラブルもしくは空気圧異常で片輪を落とす。
■コースオフしてそのままコンクリートウォールへ
■右前輪のホイールのリムもしくは足回りのパーツが頭部を直撃
■アロンソ脳震盪

という仮説はどうでしょうか?小倉さん???

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