Wパワー、最高の作戦、最高の走り



50周過ぎから54周目のラストピットまでの17秒台連発。これが勝利への決め手でした。すでに最後のピットインを済ませていたMアンドレッティは燃費走行で21秒台で走るのがやっとでした。Wパワーはこの数周で一気に25秒近くのリードを稼ぎ、給油時間が短かったこともあってマルコのかなり前でコースに戻ることができました。

Wパワーとしてはその勝負の数周がクリアラップだったことは大きかったですね。今回はLTのトラックマップが全然動かず、コース上の位置関係を把握するのに苦労しました。Wパワーがマルコの前と後ろのどちらでピットアウトするかを注視していましたが誰もいないところにコースインしたのでコントロールラインまではタイム差がわかりませんでしたが、画面上のスクロールでWパワーはMアンドレッティの前となる3位と表示されていたのでマルコの前で戻ったことだけはわかりました。

マルコを燃費を稼ぐのと同時にJウィルソンやHカストロネベスらともバトルをしていたのでかなりペースが遅くなっていました。

一か所訂正がありますが、Gレイホールの最後のピットシーンはピットクローズに間に合わなくてドライブスルーしたのではなく、ピットイン直後にイエローが出てピットアウトしてゆくシーンでした。ABCの現地実況も間に合わなかったと言っていたのでトークバックでそう伝えましたが逆でした。なのでレイホールはその後にピットインしていません。

Wパワーは最初のフルコースイエローでピットインしてあとは全部ブラックで行きました。後方からのスタートということで、最初からレッドタイヤの使用を最小限にしてハードタイヤの性能をフルに使い切る作戦で行きました。ピットタイミングをうまくずらして先頭に立ってクリアラップを奪って17秒台を連発、しかもその間にフルコースイエローが出なかったのも幸いでした。アレシンとヒンチの接触によるイエローがもっと前に出ていたらWパワーの作戦は失敗に終わっているところでした。


そのアレシンですが、琢磨選手にストレート部分で意図的に動きをけん制する動きがあったのでペナルティが出ましたが、ヒンチクリフはアレシンと横に並んだままで接触したのでペナルティは出ていません。

今回は2時間32分の生放送でした。
結構記録的な短さですね。再放送は余裕です。

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